どちらも陰陽五行の言葉を使うため、一緒に用いられることがあります。ただし、観察する対象は異なります。八字は出生時刻と場所から個人の命式と時間のリズムを計算し、風水は住居、仕事場、墓地などの方位、形、空間関係を主に観察します。
伝統的な実践では、八字に必要な五行に合わせて環境を整えることがあります。水が必要な命式なら、空間の色、活動、方位に水の象徴を加え、火が多ければ、過度に乾燥し熱い配置を減らして静けさや涼しさを加える、といった考え方です。
ただし、八字を単純に「診断」、風水を固定した「処方」と呼ぶべきではありません。環境の提案には、建物の安全、採光、換気、生活習慣、同居者全員の必要も考慮します。八字は個人構造の参考、風水は環境を見る伝統的方法であり、組み合わせることはできても互いの代わりにはなりません。